816人が本棚に入れています
本棚に追加
/91ページ
「なにあれ!どういうこと!」
何も状況が分からないちいは
2人を見てぷんすかしている
「女の子が告って涼介がOKした
…たぶん、」
「裕翔くん…」
僕の目には涙が溜まる
別に、泣きたい訳じゃないのに
「やっぱり、女の子が
いいよねっ…」
そうだよ、あのとき
思い知ったじゃないか
なのに、なんでまた
同じ事で泣いているんだろう
僕が男の子だからいけないの?
どうして生き物は、
異性に惹かれるの?
1番よく知っている親友を
好きになっても
おかしくないじゃんか
どうして、"普通"は
こんなにも僕を締め付けるの?
こんなに好きなのに…っ
_
最初のコメントを投稿しよう!