第一章

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今は授業中。 こんなこと、学びたくないのに。こんなこと、知ったって意味なんかないのに。 ガタッ 俺は、机を思い切り蹴った。 「天城、何やってるんだ!」 「うるせーよ、…こんな授業、やってらんねぇ」 …そうだ。 もういっそのこと、やらなきゃいいんだ。 俺は1人で勉強してればいいんだ。 「じゃあな、先生」 そう言って、俺は教室を出ていった。
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