清涼祭 初日

2/124
822人が本棚に入れています
本棚に追加
/197ページ
優杞「それにしても凄いな。 この短期間であの汚いFクラスをここまで立派にするなんて」 学園長との約束をしてから時がたち、 今は清涼祭初日の朝だ。 円香「ホントですね。 テーブルなんてよく見なければ本物と区別がつきませんよ」 円香は近くにあった机を触りながら言う。 木下「間に合わせじゃったが何とかなったが、 その分クロスをめくると」 ボロ………、 小汚いみかん箱がいくつも積み重なっていた。 優杞「見られたらこの店終わりだな」 まあでもそれ以外は綺麗だからわざわざめくると奴もいないだろ。
/197ページ

最初のコメントを投稿しよう!