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「やっと出て来たか」
「遅いじゃないの。何してたのよ?」
ドアを開けると、そこにはミロクとハルナが立っていた。
ハルナは出会った時と同じだが、ミロクは何やらでかい荷物を背負っている。
「二人ともどうして……?見送り……って訳じゃないよな?」
ミロクの荷物を見ながら二人に尋ねる。
「もちろん。僕もお前の旅について行くのさ。王様と班長には既に許可をもらっている」
「私はあんたを一回ギルドに連れて行かないといけないからね」
「そっか……二人とも、ありがとう。そして、これからよろしく」
「あぁ、こちらこそ」
「うん、よろしく」
二人と握手を交わし、深く深呼吸して、言った。
「さぁ、行こうぜ!俺等の世界を救う旅に!」
「あぁ!」
「うん!」
そして、ガイ達三人は、西の首都レイモンを後にするのだった。
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