一話 新しい家、始めての人

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1 ××県上城町のとあるアパート。 「やっと着いた………」 俺--九崎 翔は5年ぶりにこの場所に帰って来た。 「後型も無いな……」 俺は目の前に建つアパートを見て少しため息をついた。 5年前、俺はこの場所で暮らしていた。 周りは閑散としていて田んぼや畑などが見えているが、少し歩けば商店街や神社があり、結構近い所には海もあって結構いい所だ。 そしてこの辺りに俺の家があったのだが……… まさかこんなアパートが建っているとは……… 母さんに「場所は前の家と同じ場所にあるからわかるはずよ!」とか何とか言われていたが…… 「……まあとりあえず入ろう」 とりあえず俺はそのアパートに入る事にした。
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