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藤「ってー、裕太大丈夫か?」 返事がない、 生暖かい感覚、 藤「………血?」 手にべっとりとついた血。 違う、違う、これは 裕太の血じゃない 違う、違う、違う、 藤「ね、裕太……、」 いくら揺さぶっても 玉「………」 あなたは目を閉じてるだけで 藤「…ね、起きてよ…」 涙があなたの頬に落ちるだけで、 藤「……ゆうたっ」 笑顔すら向けてくれない。
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