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「藤ヶ谷、」 藤「飯田…、」 飯「…なぁ、お前裕太のそばにいたんだろ?」 藤「………うん」 飯「…ならっ、なんで守れねぇんだよっ!」 飯田の言葉が痛いくらいに胸に突き刺さった。 飯田は裕太の、幼なじみらしい、 俺なんかより、 ずっとずっと裕太を 知ってたから 俺よりずっとずっと 悲しみは深いはず、 裕太の笑顔を見れないなんて、 夢にも思わなかっただろう、 俺が注意していれば、 違う道を通れば ゲーセンなんかに誘わなければ、 プリクラなんか撮らなければ、 裕太は今も笑ってた…?
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