『片想い→両想い』

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  天に響け、愛の唄 君の姿を見ているだけで、 心がぷかぷか飛んで行きそう。 君が視界に入る度に、 僕の両目は君を追いかける。 職員室まで廊下を歩く、 ふと、君のことを探してる。 淡く光を放つ夕陽に、 君の笑顔の相乗効果。 偶々帰る道がおんなじ、 薄く匂いが膨らんで。 横に揺らした僕の右手が、 君の左手と交差する。 何か話すわけでも無いのに、 今度は指が絡まって。 少し染まった二人の頬を、 夕陽が静かに眺めて照らす。 天に響け、僕らの唄。  
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