4/18
前へ
/306ページ
次へ
キーンコーンカーンコーン 「紗和♪お昼行こう♪♪」 いつも葵と屋上で食べていた。 「ごめん紗和!今日、バスケ部の練習試合の応援行くから一緒に帰れない!!」 「大丈夫♪もしかして例の宮田先輩?!!マジなんだぁ~!」 葵は顔を真っ赤にした。 「……告白したら、OKもらっちゃったんだよね…」 「!!うそ!いつの間に!?良かったじゃん♪」 紗和は、人気のある宮田先輩と葵を応援していた。 「…紗和は?誰かと付き合わないの?モテるのに…」 「私は英ちゃん一筋なの♪!」 呆れたように葵が言う。 「でも、今、手紙だけなんでしょ?」
/306ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3350人が本棚に入れています
本棚に追加