―出会い―

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私達が出会ったのは今から13年前。 鳴海 英士、英ちゃんは私の2コ上。 英ちゃんが隣の家に引っ越して来たのがキッカケだった。 英ちゃんは優しくて、太陽みたいな笑顔で、困ってる時は、いつも私を助けてくれた。 私は、そんな英ちゃんが大好きだった。 楽しい時や悲しい時、いつも英ちゃんの側に居た。 『紗和ね、おっきくなったら英ちゃんの、およめさんになる!!!』 6才の私のプロポーズを英ちゃんは受け入れてくれた。 『うん!!紗和ちゃん、僕のおよめさんになってね!』 英ちゃんはそう言って、優しく微笑んだ。 英ちゃん。 あなたは私の初恋なの。
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