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「ホントに!?やった、これでずっと一緒にいられるね」
エルザの返事に一気にテンションが上がり、はしゃいでいるダグラスと顔を赤めながら俯いているエルザ。
その二人を見ているサイトは、身内同士では結婚できないと知っているが、流石に水を差すようなことはしないで部屋からそっと出ていった。
翌日、ダグラスはサイトに呼ばれ訓練所に来ていた。
するとそこには既にサイトの姿があり、何か厳しい面持ちをしていた。
「どうしたの父さん」
「いや、ダグラスが魔力を制御するためとはいえ、こんなものを教えたくなかったなと思ってな」
「こんなもの?」
「あぁ今からダグラスには2つ魔法を教える。1つは普通に世間でも知られているような拘束魔法だ」
そこでサイトは少し間を開けてから続きを話した。
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