プロローグ

6/25
前へ
/84ページ
次へ
「光が薄かった気がする……」 「光が薄かったのは魔力の密度が低かったからだ。まぁそれはこれから練習すれば良いさ。それにしても量は大人より多いなんて凄いじゃないか」 「ありがとう」 エルザは褒められて嬉しそうにしていたが、次にダグラスがやるのを思い出してそちらに向き直った。 「ダグラスも頑張ってね」 「もちろん」 そう意気込んで中心に向かったダグラスは、中心に着くと同時に魔力を練りはじめた。 すると今度は陳は黒く濃く光りだした。 そしてその光りはどんどん広がっていき、一番外の陳まで光って消えた。 「………」 それを見たサイトは唖然として、言葉が出てこない様だった。
/84ページ

最初のコメントを投稿しよう!

218人が本棚に入れています
本棚に追加