とある少女とドキドキ

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たま「西崎さん」 西崎「ん?」 たまちゃんが俺に何かお願いしたい事があるみたいだ たま「九州を旅するなら…是非とも寄って欲しい場所があるんです…」 西崎「寄って欲しい場所…?」 何処だろう… たま「はい…西崎さんは肥前の「平戸」と言う町をご存知ですか?」 西崎「あぁ…平戸か…知ってるよ」 リン「平戸…確かあの場所を治めている一族は松浦氏だったわね…」 松浦氏… 今の時代だと当主は 松浦隆信 (道可)か… 西崎「多分今の当主は…」 ヨシ「松浦隆信 (道可)…愛称はマツ…水軍もあったような記憶もあるわ」 西崎「確か息子…もとい…娘もいたような…」 イヨ「あぁ…確かいたわね…名前は松浦鎮信 (法印)…愛称はシノ」 西崎「後は…家臣の籠手田安経…」 籠手田安経…平戸松浦氏の有力家臣の シャオ「愛称はコテだよ…噂は知ってるもん」 詳しくはウィキを 西崎「それで…その平戸になんの用で?」 たま「友人を一緒に連れて行きたいんです、外国人なんですが…」 西崎「外国人が普通に歩いている時代なのか…」 リン「邪魔しなければいいんじゃないの…?」 元大名達はキョトンとした顔で俺を見る たま「ちょっと無茶苦茶な友人なんですけどね…でも私と同じくネコが好きなんですよ」 「よし、寄ろう」 即答だった
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