非凡は突然に
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お母さんは静かにるるを抱いていた。 るるは、お母さんの膝で気持ちよさそうに寝息をたてていた。 私の机には、でっかいレントゲン写真がはいった紙袋。 たくさんの茶封筒、それには紹介状と書かれていた。 「どうしたと?」 私が訪ねると、お母さんはゆっくりと顔をあげ、瞳を私に合わせた。 じっと私を見て黙っているお母さんの目は、あの時のように 少し赤く、腫れて見えた。
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