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カーテンから光が射して男の顔を照らす。
彼の名はALIVE、今日で二十歳になる。
『ふぁ~よく寝た・・。』起き上がり着替え、部屋からリビングに向かう。
トントンと軽快に階段を降りリビングに入り母に挨拶をする。
『おはよう、母さん。』
『・・・・』
聞こえなかったのかな?と疑問に思いながらも席に座る。
その時、母親がいきなり笑い出す。
『あっはっはっ』
『どうしたの?母さん。』
『ふふふ・・私が母さんねぇ~。あー可笑しい!!』
ALIVEは唖然として母親を見る。
『私は日本政府に頼まれて、貴方の母親を演じていただけ・・、貴方の父親も恋人も友達もみ~んな全て政府の差し金よ!ねぇ~サンプル000番。』
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