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ありふれた神様は自分が嫌いで
右へ習えが好き
デザートも好き
生まれ来る前から 一応足りてる
そんな楽園をカラスも笑う
首輪をはずした時
立ち尽くす僕は誰?
この無様な犬に
夢を下さい
「神様」ならば
広い広い空
鳥が羽ばたいた
僕も飛びたいよ
高く高く飛び
孤独になりたい
それができるのなら曖昧にすがりつく
僕はどこまで無力?
青い青い空
見下ろさないでよ
僕は飛べないよ
白い白い羽
なんていらないよ
きっと眩しすぎて
鈍色(にびいろ)に染め上げた
首輪が僕の姿
鳥達が飛んでいく
いつかの僕のもとへと
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