🎵ピコ🎶

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君の口癖 仕草や声が 甦るから君の全てがふたつ揃えた グラスのひとつで 流し込んだ 静けさ 切なさ ふわりふらり溺れて痴(し)れて 心も体も 嘘に預け まるで甘くはない果実(かじつ) 長く長い夜を終えて自分の弱さを知った朝に 強く静かに泣いた 嗚呼 あの日あの時あの場所で交わした言葉も意味をなくし 輝きさえ失くした二人も 巡りめぐる恋の中でそれぞれ選んだ道を歩き やがて忘れゆくのでしょう きっと
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