19もう一つの真実ー松下柊

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「分かったわ!腹括ります! でも… 朝の7:00ぴったりにガーデンの桜の木が満開の晴れの日。 環境、条件が揃ったならその人と付き合います。」 自分で口にして思った。 さほど厳しい条件ではない。 私は宙ぶらりん状態の自分の気持ちに、いい加減ケリをつけたかった。 全てはあの夜から始まった、恋の駆け引き。 私はカレンダーに指をさした。
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