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「僕も行きます!!」
気付いたらそんな言葉を口走っていた。
みながさらなる、驚きの声を挙げる。
心配そうに僕をみるものがほとんど。たまに怪訝な顔でみるものがいたけどね。
「ハイトさん、まずは宿屋に行きますよ」
気まずい雰囲気から逃げ出したくて、ハイトの手を取って走り出した。
「それで、クラス登録は何にしとく?」
「ウォーリアでお願いします」
宿屋でハイトが冒険者登録の手続きをしている。
ハイトさんのクラスはウォーリア。前衛で敵を武器で攻撃するのが得意なクラスだ。
クラスにはその他に攻撃魔法を得意とするウィザード、防御魔法を得意とするクレリック、あとはトラップを探知、解除を担当するシーフなど様々だ。
それにプラスされるのが属性だ。
属性は天性のものだと言われている。
属性は一人に一つ与えられ、その属性のみ使いこなすことができる。他の属性も使えない訳ではないが、自分の属性に比べると威力が劣る。
これらの情報を登録することによって、必要な人材を呼び出したり、仲間を探し安くできるんだ。
ハイトさんはウォーリアで「炎」属性って判定がでたからそのまま登録したみたいだ。
ちなみに僕はクラスがナイトで属性が「闇」」。「闇」の属性は珍しくって貴重だから誰が聞いてもすぐわかるようにってクラスの前に「ダーク」って付けるようになったんだ。だから、僕が名乗る時はダークナイトのリックです。ってなるんだ。
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