0人が本棚に入れています
本棚に追加
薄暗い道路沿いを俺と鈴香は
歩いていた
鈴香:ねぇ
映司:ん?
なんだ鈴香
(鈴香の顔を見る)
鈴香:あのさ・・・・・
ううん、何でもない
映司:そっか
ブロロロッ
(遠くから車が近付く)
鈴香:じゃ此処までで良いよ
大好きだよ映司
映司:あぁ俺もだ鈴香
また明日な
鈴香:うん
俺は鈴香と別れ家に帰ろうと
後ろを向いたその時だった・・・
キキキィィーーーー ト゛ン!!
映司:何だ一体・・・!?
り、鈴香!!!
俺が振り向くと
鈴香が暴走車に跳ねられ
グッタリとしていた
映司:鈴香!!!
(急いで駆け寄る)
しっかりしろ!!!
鈴香:ぅ・・・・うぅ・・・・・・・・
映司・・・・・
(頭と口から血を流している)
映司:すぐに救急車が来る
しっかり気を持て!!!
鈴香:ッ・・・無理・・・だよ
もう何も・・・見えないの・・・
映司:な、なに言ってんだよ鈴香
それじゃ・・・・・・・
鈴香:映司・・・・私ね・・・・
映司の恋人で・・・・・いれて・・・・・
本当に・・・良かっ・・たと・・・・
思って・・・い・・・るよ・・・
(ゆっくりと目を閉じる)
映司:おい、鈴香・・・・・・・
目を開けなよ・・・・・・・・・
なぁ目を開けてくれよ・・・・
鈴香ーー!!!!
最初のコメントを投稿しよう!