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裕「ぼく、こっちだから…」
涼「うん…それじゃ!
あんま気にすんなよ。」
裕「うん!
今日、メールしよっ?
送って来てよ!
じゃあね。待ってる」
あいつは笑顔で帰って行った。
また、俺からメールかよ。
たまにはあいつからして欲しい
と思いつつ、
メールしちゃうんだけどさ…
俺も、寒い細い路地を1人で
失恋ソングを聞きながら、
とぼとぼと帰って行った。
『
変わりたい、言葉にして
伝えたい、素直に今。
強がって怖がってた友達は
今日で卒業するよ。
』
この歌詞に涙を流したのは
真冬の夕方の事でした。
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