宮野桐人

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「僕は識別名こそあれど、異能の世界なんかに興味も執着もない、普通の人間として暮らしたいだけの人なのにね」 桐人はそう言って、部屋を見回す。 周りに見えるのは、茶色い机と大量のダンボール。それだけである。 桐人は教科書を取り出す。 「今日から新生活!早く学校に行きましょうかね!」 僕は鞄を持って外に出た。
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