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純「今度は俺も混ぜろよな」
純は期待顔で言った。
美波「ンー…。純ちゃんしょぼいモン…」
純は号泣しながら崩れ落ちた。
美波「せめて…フランス人の平均並になってから出直してこやぁ」
純は「せめてハーフに生まれてこればよかった」と雄叫びを上げながら、泣きじゃくった。
純「俺は…そんなに…駄目なのかよ……」
美波「………イ○ポかと思った」
純「う!あ!あああああああ!!!!言わないで!それ以上言わないでぇぇぇぇぇ!!!」
純はむせび泣いた。
数分後、やっと落ち着いた純は、カタカタと震えながら席についた。
純「お前が思うに…やはり平均はフランス人が一番か……?」
美波「ンー…。多分」
純「今まで何人の外人と出会った?」
美波「………三十人はいってるよ」
純「そうか…。異文化間交流か…。素晴らしいな美波は」
「全くだ。高橋さんは素晴らしい」
美波の席の横で涙を流しながら拍手をしている男がいた。
金沢 一平【かなざわ いっぺい】だ。
顔立ちに特徴はないが、かなり真面目だ。
一平「僕は前から外人との交流は、大切な物だと思っていた…。興味も持っていたしね」
純「一平…お前…外人との交流に興味を持っていたのか…(アッチ系の意味で)。意外だな」
一平「もちろんだ。それに、俺は何度かしている(真面目な意味で)」
純と美波は衝撃的な顔をした。
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