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純(まっじっかよっ!?何で片足だけ地面に着いてる状態で、ほとんどふらつかずに間合い詰めれるんだよ!?
こいつ………かなりの熟練者だ…!)
「俺に勝てる…っていう良い夢見れたか?素人ガキが」
オッサンはニヤリと笑い、正拳突きを放った。
ゴキャァッ!!
頭突きをされ、完全に無防備な顔に、空手家の正拳突き。
純「……っ!!」
純は痛みと恐れにより、テンパってしまった。
純「うわぁああぁぁあっ!!!!」
オッサンが下がっておらず、むしろかなり近い位置にいるのも分からずに、右上段回し蹴りを放った。
「アホ」
オッサンは純が片足になった瞬間に、純を突き飛ばした。
純「ああっ!うぉわぁぁっ!!」
純は当然倒れてしまい、オッサンにのしかかられた。
チン太郎「まずい!純!マウント取られた!」
チン太郎が大声で助言を出した。
「反撃される前に動きを押さえてやるよ」
オッサンは純の肩に自分の膝を乗せた。
これで、純は脇腹に貫手をし、マウントから逃れる事はできなくなった。
純「あっ!あああ!くそ!!」
ますますテンパり、起き上がったり横転しようとするが、オッサンにのしかかられているこの状態では、意味がない。
「案外強かったな。俺相手によく闘ったよ。敢闘賞やるよ」
オッサンはふーっと息を吸う。
ゴシャァッ!!!!
ゴッ!! ガッ!!!
ガツッ!! ばぎっ!!
ゴガッ!! ズガァッ!!
立て続けに殴りまくり、20発程殴った所で殴るのを止めた。
純は白目を向き、ピクピクと痙攣していた。
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