1章 出会い

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………。 それは一瞬の事だった 二丁目のアジトを裏から攻めた俺達は、直ぐに占拠する事が出来た 今、俺達はボスの目の前に立っている 以下カラス語の翻訳 「逃げ場はないぜ?二丁目の!」 「…そうみたいだね、四丁目の…それにしても、嬉しいよ」 すると後ろの奴らがざわつき始めた、俺は睨み付けた 「何が嬉しいって?」 「君とこうして話せる事がだよ四丁目の…まぁ、2人で話せれば話せのに越したことはないけどね」 そう言うと二丁目のカラスは四丁目の後ろにいるカラス達を睨み付けた 「あぁ、今度は2人で話せればいいな」 「ふっ…今度なんて、無いくせに」 「いや、うちの組に入らないか?」 「!」 「お前がもし、そんな気があるのなら…どうだ?」 「……全く、食えない奴だよ君は…それで後ろの奴らは納得するのかい?」 「俺の部下だ、納得するさ」 そう言いながら俺は手を差しのべた 「…そうかい、なら、入れてもらおうかな…」 二丁目も手を伸ばそうとしていた 「そう言う訳にはいきません」 急に俺達の横に一匹のカラスが割って入ってきた 「貴方には、消えてもらわなければなりません、よってこれより執行致します」 そう言ったカラスが翼で二丁目の喉笛を刺そうとした 「!?」 俺は辛うじて止めていた 「お前…何しやがんだ!!」 カラスは驚いた顔をしていた 「いえ…まさか止められるとは…やはり、危険鳥物は貴方でしたか…なら、予定変更です…」 そう言うとカラスは翼を上げて後ろの部下に命令をした感じだった
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