11人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
あれから何年後かのあの日
あれから何年たつのだろうか?
10から先は数えてない
俺は普通のカラスになっていた
普通に飛び
普通に木に止まり
普通な飯を食べていた
もし…もしも、願いが叶うなら、俺は二丁目の奴にもう一度会いたい
それは叶わないと知ってても
「あら?」
声がしたほうを向くと日傘を差した女性がいた
「カー…」
「ふむふむ、貴方、もしかして誰かに会いたかったりしない?」
いきなり的を射た事を言われて驚いた
「カー!?」
「やっぱり、そうね…当てがあるから連れていってあげようか?どう?」
当てがある…?もしかして、この女性は二丁目にあわせてくれるのか?
「カー!」
俺は力強く返事をした
「じゃあ、連れていってあげる」
「カ…カーーーーー!!」
突然穴があきまっ逆さまに落ちていく
これから俺はどうなってしまうんだ!?
最初のコメントを投稿しよう!