1章 出会い

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あれから何年後かのあの日 あれから何年たつのだろうか? 10から先は数えてない 俺は普通のカラスになっていた 普通に飛び 普通に木に止まり 普通な飯を食べていた もし…もしも、願いが叶うなら、俺は二丁目の奴にもう一度会いたい それは叶わないと知ってても 「あら?」 声がしたほうを向くと日傘を差した女性がいた 「カー…」 「ふむふむ、貴方、もしかして誰かに会いたかったりしない?」 いきなり的を射た事を言われて驚いた 「カー!?」 「やっぱり、そうね…当てがあるから連れていってあげようか?どう?」 当てがある…?もしかして、この女性は二丁目にあわせてくれるのか? 「カー!」 俺は力強く返事をした 「じゃあ、連れていってあげる」 「カ…カーーーーー!!」 突然穴があきまっ逆さまに落ちていく これから俺はどうなってしまうんだ!?
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