1章 出会い

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「………ここは、何処だ?」 気がつくと俺はベッドの上で寝ていた 「確か…あの時、女性に会って…下から突然穴が空いて…どうしたんだっけ?…と言うか、この体は何だ?まるで人間ジャマイカ、あ?何でだ?」 「お、起きたかい?」 扉を開けて出てきたのは水色の服を着て帽子を被った青い髪の女の子だった 「あんたは…?」 「私?私は河城(カワシロ)にとり、見ての通り河童だよ」 「見ての…通り…?」 何処をどう見たら河童なのだろうか?そもそも河童とは何かわからなかった 「どうかした?私の顔に何かついてる?」 「あ、いや何でもない…所でにとりさん…ここは何処なんだ?」 「ここ?ここは私の家だけど?」 にとりさんは首を傾げる 「いや、ここは日本のどの辺なんだ?と聞きたい」 「日本?日本ってなんだい?」 「え?」 日本って日本の事だけど…と続けようとしたら 理解してしまった 「ここって…日本じゃないのか?」
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