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賞賛の声は――煩わしさに。
羨望の瞳は――苛立ちに。
友人達は――苦悩の素に。
五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿いウルサイウルサイウルサイウルサイうるさいうるさいうるさいうるさい――あ゙ぁあ゙ぁ゙あ゙ぁあ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙!!
そして京は、周りを壊した。
己の拳で、周囲という周囲を、者も物も関係なく――ひたすらに壊した。
そしたら気分がすっきりした。
すごく晴れやかになった。
綾世京は――発症した。
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