魔法使いの隠れ里

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それからしばらく俺とローンの言葉による攻防続いた。 なかなかローンが退かないので、さっさと彼女からリボンを受けとって、ローンが手出しできないようにしようと思いはじめたとき、俺は異変に気づく。 さっきまでそこに座っていた俺の女神が、忽然と姿を消していたのだった。 絶望、失意、幻滅。今俺の中から全ての希望が消え去り、代わりにどす黒い闇で埋めつくされているだろう。 そんなことを考えつつ、俺は目から流れ出ていく、希望達がいっぱい詰まった液体を笑顔で見送ってやった。
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