26人が本棚に入れています
本棚に追加
そんなトラウマと格闘すること一年。やっと勝ち取った幸運をこいつは…こいつはぁぁぁ!
俺は彼女を逃した原因であるローンに向けて殺気を放つ。
そんなことには全く気づかないローンは、俺の怒りの炎に更に油を注ぐ。
「ノヴァ、お前のせいで俺の天使ちゃんがどっか行っちまったじゃねぇか」
「うがぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「うわっ!何すんだよノヴァ!」
俺は泣きながらローンの黒いツンツンヘアーに掴み掛かっていた。
だってさ、あまりにも堂々と真顔でこんなこと言われて、我慢できなかったんだよ。
最初のコメントを投稿しよう!