Time Magic!!

魔法使いの隠れ里

「な、何よ？」

いつの間にか俺は身を乗り出し、メイの頭に乗るリボンを凝視していた。

「わ、私のリボンが欲しいの？」

メイが慌てたように俺に尋ねてくる。照れているのか、ほんのりと顔が赤くなっている。

か、かわいい！

俺は心の中で絶叫した。

いや、待て俺！今はそれよりも重要なことがあるだろ！

俺は心の中で自分を叱咤し、意を決してメイに尋ねる。