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「じゃあさ、レース中は何を使っても、何をしてもいいことにしようぜ？」
これは俺の策略。このルールが受け入れられれば俺がかなり有利になるだけでなく、もしかしたら二人を足止めできるかもしれない。
俺は感情を顔に出さないように無表情で話す。
「おぉ、俺は別に構わないぜ！」
「何でも有りのデスマッチね。おもしろそうだわ」
よしっ！二人とも乗ってきた！
俺が内心でガッツポーズをとっていることにも気づかずに二人は会話を続ける。
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