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真っ白いテントを出ると、今度は夜の暗闇が広がる。今日の空は雲一つない好天で、夜空には数多もの星達が煌めいていた。
俺はそれに目を奪われることなく、テントが建てられていた丘の傾斜を下っていく。
丘の麓には松明による明かりがいくつも見えている。
次第に大きくなる演奏の音。聞こえはじめる人々の賑やかな声。段々とはっきりしだす人影。
どうやら他の勇者達はもう戦闘を開始しているようだ。
それに気づいた俺も素早く戦闘を開始する。
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