always side to there thing

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眠れなかった 頼んでもいないのに王子様気取りの篠田に振り回されて憂鬱で仕方なかった リビングに行くとコーヒーに口をつけている篠田がそこにいた 「おはよう。」 「おはようございます!!」 不機嫌極まりなく、嫌みったらしく言ってやった 「そんなにヤリたかったのか?」 「何でそうなるんだ。邪魔をするなって言ってるんだ。私のことは放っておいてくれ」 「そうはいかない。僕の教える生徒だからな」 「その生徒と同居しようなんてお前は変態か?」 「お前じゃなくて爽。あぁ、お前携帯持ってるよな?」 「それがどうかしたか?」 「没収だ。売春するような奴には預けられない。」 「クッ!!」 けれど、結局私が篠田から携帯を取り上げられる形になってしまった
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