4人が本棚に入れています
本棚に追加
ねぇ思い出すね
初めてキスした日のこと
ドキドキして照れくさくてくすぐったい気持ち
ねぇ思い出すね
初めて抱き合った日のこと
汚れない私じゃなかったけど
嘘でもあなたは必要としてくれた
ねぇ思い出すね
初めてケンカした日のこと
早く仲直りしたくて結局どっちが悪くても私から謝るの
ねぇ思い出すね
初めてあなたが泣いた日のこと
愛されてるか自信がなくて
「別れよう」って心にもない私の言葉であなたはまるで子供のように泣いてくれた
ねぇ思い出すね
初めて泊まりでデートした日のこと
朝起きてあなたの顔が横にあるのが新鮮で
1日以上多く一緒にいれたのが嬉しかった
ねぇ思い出すね
初めて子供ができたことを知った日
不安より焦りより
産んでほしいと言ってくれたあなたの言葉が
泣きたいくらい嬉しかった
それが勇気を与えた
結婚したいって言ってくれたあなたは今までで一番素敵だった
そして私は一番幸せだった
あの思い出は全て嘘ではないよね?
私一人の夢ではないよね?
試したいんじゃないの
試されたいんじゃないの
ただあなたとの揺るぎない愛が欲しいの
苦しいのも悲しいのも嫌なの
ただあなたといつまでもずっと幸せに..
でも私がいつまでもあなたを許し続けていたら
あなたがあなたらしくなくなってゆくから
怖くてもつらくても時にはわざと冷たく突き放すの
張り裂けそな胸に血の涙を流しながら
でもわかって
私はただあなたとあなたの大切な人と皆で幸せになりたいの
汚れた私が幸せを望むのは
罪だと誰もが言うなら
私はただあなたの愛だけがあれば
それだけでいい
それさえあれば
私は例えあなたが偽りの現実を与えても信じていられる
最初のコメントを投稿しよう!