ドキドキ☆インタビュー!

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◇  ――昼休み。正義軍本部にて。  いい名前だが、ただの空き教室です。  俺は未子に連れられて、ここまで来てしまった。女子トイレじゃなくて良かったと思う。 「あら、未子、寅丸君。早かったじゃない」  留々は手帳とペンを持って、椅子に座り待っていた。 「留々さーん。まず誰からインタビューします?」  未子は留々に問う。留々は腕を組み、小さく唸った。 「……そうね。サンタの情報を集めるには、信頼性のある人から……」  サンタの情報って何だ。何でサンタを追ってるんだ俺達は。 「信頼性……。教頭とかどうですかー?」  未子。お前は前に教頭を蹴り飛ばしてるんだぞ? 「そうね! 未子にしてはいい事言うじゃない」  こいつらは教頭をまた怒らせる気だな。
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