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その日の午後。
無事退院した、たくは友人のともくんと街を歩いていた。
たく「でさー、その人の水玉見てたらバナナふんじゃってさー」
とも「バカだなー」
たく「ん?あの女の人は!」
とも「ん?どの人?」
たく「向こうの階段上ってる人!しましまだ!」
バカがバカなことを言い出したがともくんも男、チラッとその階段を見た。
とも「は?お前あんな遠く見えんの?」
たく「ふっ、俺を誰だと思ってる」
とも「バカ」
たく「てめぇ!」
この時、たくは気付いていなかった、視力がいきなり上がったことがこれからの自分の人生に深く関わることと関係していた事に・・・
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