専属メイド

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翌日私は今のご主人様の元に連れて行かれた。 「おい。奏輔。今日からお前の専属メイドだ。」 奏「専属メイド?」 「そうだ。じゃ後は二人で自己紹介でもしてくれ。」 玲「あっはい!!」 ガチャッ!! 旦那様が出て行き二人になった… 奏「お前が俺の専属メイド?」 玲「よろしくお願いします!!」 そう言うとご主人様が近づいてきた。 玲「!!!!」 すごい近い。 今にもキスされそうな距離。 玲「ご主人様。何か?」 冷静を装って話かける。 奏「キスしていい?」 玲「何故ですか?」 そう私の性格は強気で素直な事しか言えないこと… それが裏目にでる。 奏「したいからに決まってるでしょ?クスッ」 笑いながら言う。 玲「ご主人様は…自分を隠していらっしゃるのでは?」 奏「はっ?」 玲「本当は甘えたい。違いますか?」 奏「っ!!…」 玲「女たらし…それは誰かに甘えたいからなのでは?」 奏「この俺が?」 玲「そう言う嘘の強気はいりません。」 奏「お前とは気が合いそうだな。」 玲「ありがとうございます。」 そうご主人様は隠れ甘えん坊だったのです。 甘えん坊だけなら良かったのにプラスわがままが来るとは思ってもいませんでした;;
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