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帰る場所もなく行く場所もなくただずっと歩いていた。
その日は大雨で雷も鳴っていた。
傘を持ってない私は近くの公園で休んでいた。
しかし空腹と雨に打たれ続けたせいか体力が限界に達していた…
するとそこに一人の男の人が話かけてきた…
「君一人かい?」
私はそのまま意識をなくした…
―――――――
―――――
――――
目が覚めたら私はベットの上にいた。
横には女の人も…
「目が覚めましたか?旦那様を呼んできますね。」
そう言い女の人は部屋を出て行った。
メイドさんだろうか?
しばらくして男の人が入ってきた…
「君家は?」
玲「……ないです…」
「ない?」
玲「捨てられたんです…」
「捨てられた?…そうかい…」
玲「はい…」
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