プロローグ

4/4
前へ
/7ページ
次へ
「義によって助太刀いたす!」 すると、突如横から女の子が飛び出してきた。 その女の子は東雲の攻撃をいとも簡単に受け流した。 「また、君らか……懲りないね……。」 「弱き者を助けるのが私達の使命だから。」 「だから下がりなさいこの三下が。」 よくみると、女の子はいつの間にか二人に増えていた……。 「二人か……これは少し厳しいかな。覚えておきなさい相澤必ず僕が粛正してあげるよ。」 そう言って東雲は姿を消した。 「こちら、5番隊武田です。新入生を確保すぐさま部屋に連行します。」 えっ?……確保? 武田と呼ばれる女の子ではないほうに話し掛けた。 「あの確保って……「……あれは貴女には関係ない話だから大丈夫よ。」 冷たくあしらわれた……。 「さぁ、行くよ。」 かくして、生徒会、風紀委員、あまつさえ教員さえ敵に回した新撰組との初めての出会いの場面であったのでした………。 あの時、大人しく東雲の粛正を受けてればどんなに楽だったでしょうか……悔やんでも悔やみ切れません……。 ~プロローグ終~
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加