光炎の犬、闇焔の戌

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人里 なんとなく人里に来てみた 「お ラルクじゃないか どうした?」 後ろから慧音さんが声をかけてきた 慧音さんは見てるかな……? 「こんにちは 慧音さん 最近黒ずくめで 僕みたいな見た目の人を 見なかった?」 慧音さんは考えるような素振りをして言う 「ん? そう言えば さっき誰かが そんな奴を見たと言っていたな」 「本当!? どのあたりで見たか分かる!?」 「霧の湖あたりだとか 言っていたぞ」 「慧音さんありがとう!」 僕は湖に向かって飛ぶ ////////////////////// 霧の湖 あれは……チルノちゃん? それにローブを着た人が対立してる……? !?あの黒ローブから魔力が溢れ出てる!? マズい!チルノちゃんが 僕は全速力でチルノちゃんの方に飛ぶ 「Hベール!」 僕はチルノを包むようにH(ホーリー)ベールを発動させる 魔法か声に気付いたらしい黒ローブは此方をチラッと見たが直ぐにチルノちゃんを見据え、懐から黒い光を放つ銃を抜き取りチルノちゃんに向けた いや、正確には僕のHベールにか 黒ローブは銃の引き金を引く すると放たれたのは黒い光を放つ魔力の塊 あの程度のサイズならHベールで防げるはずだ…… Hベールに黒い弾が当たった瞬間Hベールが黒い弾に吸い込まれて消えた 「闇属性の性質!? チルノちゃん! 逃げ……て?」 何時の間にかチルノちゃんがいなくなってる……? あ、一目散に逃げて…… 「よう」 黒ローブが目の前にいた 「何者だ!?」 「何者とはご挨拶だな ま、分からねぇのも無理はねぇ 俺は闇焔の魔術師 ラルク・サイレンだ」 「ふざけるな! ラルク・サイレンは僕だ!」 「俺は貴様だ 正確には違うが せっかくの体だ 好きにさせてもらう」 黒ローブはそう言うと自分の足元に向かって銃を撃つ 魔法陣が現れ黒ローブは消えた 「アイツが僕? どう言う……」 アイツがどこに言ったかわからないから取り敢えず帰ろ…… 映姫様待ってるかな?
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