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美波「うん/// えとねアキ。驚かないでね?」
僕「?」
帰りながら話してると美波が何か勇気を出した様に何かを出した。それって・・・・・
美波「その、良かったらだけど。これ友達様に作ったんだけど余ったからあげるわ////」
僕「ありがとう美波!!」
僕が一日で家族以外の人にチョコを貰ったことなんて無いよ!? 明日は雨かな・・・・・
美波「余ったからよ余ったから!!」
僕「うん。ありがとう」
美波「それじゃあウチはこっちだから。じゃあねアキ」
美波のチョコを受け取って分かれ道に差し掛かったときに美波が手を振りながら言う。
こう言う時の美波は可愛いのになぁ・・・・・はっ!!
僕「ありがとう美波。それじゃまた明日」
僕は美波と分かれてしばらく歩いた時にあることに気付いた。
僕「・・・・・姉さんどうしよう」
勿論チョコを貰ったとバレたら即死レベルだ。
何処かで食べるしか無い。
もしバレたら
姉さん『これは何ですかアキ君』
僕『青春の甘い思い出です』
姉さん『そうですか』
僕『痛いっ!!姉さん!!ビンタは足でやるものじゃないよ!!』
ってなる。
やっぱり何処かで食べるしかないね。
僕「? あれは・・・・・」
公園の土管?そうだ土管の中なら他の人にバレる心配も無いね。
僕は土管の中に入って鞄を開けて貰った物を出す。
よし。
僕「まずは美波のから。頂きます。」
僕は美波から貰ったチョコを(トリフに近いかな)一つ口に入れた。
甘くて、何処か苦味もあって美味しい!!
やっぱり美波は料理が得意だね。
僕「それじゃあ姫路さんのも。頂きます」
次に僕が目覚めたのは辺りがすっかり暗くなった夜の10時ごろだった。
完
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