《中編》

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うどんも完食し、ごちそうさまをした。 片付けも手伝おうとしたが、2人が 「作ってもらったんだしもう時間も遅いから」 ということで、いいよといってくれた。 でも、ホントは少しでも長くここにいたかった。 ……そう思ってる自分が自分で信じられない。 自分がこんなに寂しがり屋だったなんて、 今までわからなかった。 でも、そんな自分を甘やかさず、 2人のお言葉に甘えて、帰ることにした。 「今日はありがとな。美味しかったよ。……あと、楽しかった」 私が帰ろうとすると、優希と舞ちゃんが玄関まで出てきた。 「舞も!……あーあ、毎日咲希ちゃんきてくれればいいのにな~」 …………!
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