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この女性、まるで俺の事を知っている様な口振りだ。じゃなきゃ、普通はアホ弥生とか言わないだろう。面識あったかな。こんな美人さんの知り合いはいなかった気がするけど。
「わー懐かしい。何年ぶりかな!」
「えと」
「どうやら、バカ息子はアンタの事覚えてないみたいだね。こんな美人さんを忘れるなんて、最低な男だよ」
母さんの毒舌のお陰で、凄く傷付いてる。そして、やはり面識がある様なのだが思い出せない。
「私の事忘れるとかサイテー」
凄く傷付くから、そういう事は言わないで欲しい。
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