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顔を俯かせていると
彼は私の肩に手を乗せる
「キミ…大丈夫か？」
どきんっ
顔が間近にきて
心臓が跳ねる
は…初めてこんな間近でみた…。かっこいい…
「降りたら通報するからな」
彼はオヤジにいう
オヤジは焦っていた
「そ…そんな…、ゆ…許してくれ…！」
私は蔑んだ目でみる
かってに私の目は蔑んだ
自分のした行為…
罪をわかっていない
腹がたった
でも、声を出そうとしたが
「ふざけるな！」
電車内で怒鳴り声が響く
びっくりして
パチクリさせた
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