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薄暗い部屋の中乱れたシーツの上で腹部に広がっていく精液の感触に悶えていたマーク。どぷりと大きな音を立てて肉棒の抜かれた結合部からは絶えず白く汚れたカウパー液が流れ出す。
「カズヤ…俺の身体…どうだった?」
肩を揺らしたまま消え入るような声で呟いたエメラルドの瞳は熱を帯びたままである。
「ああ、よかったよ
熱くて キツくて
最高に気持ちがいい」
心から満足そうに言った一之瀬に一瞬目を見開いた彼はすぐに顔を綻ばせる。大きなつり目の端正な顔立ちはふにゃりと微笑んだ。
「…嬉しい」
そのまま一之瀬の肩に腕を回して近づいた耳元に一言
"もっと、して?"
驚きに開いた口が塞がらない一之瀬はもちろんのこと見下ろした先には頬を赤らめて懇願の眼差しを向けるいつになく積極的なマーク。瞬時に一之瀬の雄が再び脈を打ったのは言うまでもい。
会えなかった長い時間を取り戻すかのように久しぶりのこのアメリカの地でお互いを求め会うふたり。激しい情事は終わることを知らないだろう。
(にしてもやり過ぎだよ…)
(煽ったマークが悪いんだ)
end
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