独占と言う名の優しさを(ディラマク)

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「ああ、…そうか 」 ほら胸が傷む程に分かりやすいマークの反応。容易く読み取った彼の思考は憂いを孕んいで切なげに瞳を伏せるんだ。 そんなに辛そうな顔をして一体どれ程カズヤに惚れ込んでいるんだろう。可哀想なマーク。 君には笑顔が似合うのに。 それでもミーは 「さぁふたりで帰ろうか」 優しく微笑みかけるんだ。 離したりなんかしないさ だってマークは ミーのものだもの。 (マークの好きなお店に寄ろう) (ハンバーガーがいいな!) end.
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