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「カ…ズヤぁ……」
ぐったりと項垂れたままのマークの額にそっとキスを落とした一之瀬は閉じたままの彼の後ろの蕾に指を当てた。先端から零れた白濁を指に絡めとると薄ピンクのマークの柔らかな秘部を擦り出す。
「あ、いやぁ…」
慎ましく閉じられたままの彼の後孔に一之瀬はゆっくりとなかを解いていく。
2本の指でかき混ぜるように動かすとマークは力の抜けた高い声を漏らした。
「マークさ、俺と離れてる間
誰かに挿れさせたりした?」
「して…あ、…ないぃ…」
「でもマークは
淫乱だからなぁ。
そこらの男に
こうやって鳴かされて…」
「してないよッ…」
一之瀬に自分の軽薄さを疑われるのが相当嫌なのか半ば泣き声になったマークは身体を起こして反論した。一之瀬はそんな彼を見て改めて自分は愛されているという心酔に浸り出す。久しぶりに異物を受け入れるマークのそこは強い締め付けを伴ってきゅうきゅうと唸るようだ。マークが身体を赦すのは必ずや自分だけであるという心嬉しい事実に一之瀬は唇を噛み締めた。
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