神様の

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振り返るとそこには絶世の美女がたたずんでいた ??「え、いえ。そんな、いきなり褒めても何も出ませんよ」 突然うろたえ始めるお姉さん 見た目は20代、腰ほどまである金髪と澄んだ碧眼が特徴的な北欧美人だった 服装とかはあの髪の後退した中年と同じなんところから察するに、同族のようだ と言うか、今また心読まれたよな 「で、ところでなんか説明してくれるみたいだったけど、俺が無駄死にしたってどういうこと?ついでに自己紹介もお願いします」 ??「あ、はい。私、今あなたに関節を極められている神の秘書の様な事をしているミシェルと言います」 ミシェルさんの説明は以下のようなものだった まず、天界会議みたいなところで話し合いをしていたら、突然この神(仮)がくしゃみをしてしまい、いろんな因果の書類が混ざってしまったと 何とか因果がそれほど歪む前に整理ができたらしいが、いくつかの書類が別のところに交じってしまったらしい その事に気づいて慌てて送り届けたりして、天変地異級の問題は起らなかったが、小規模な災害などが起きた 例の俺がかばった少女の書類は何とか閻魔が処理する前に救えたが、すでに事故発生の因果は繋がってしまった そこに俺が割り込み、死亡 ふむふむ、なるほど 「キサマのせいかーーーーー!!!」 神「腰が!腰がぁああああ!!!」 俺の必殺技の一つ、逆エビぞりが極まる ミシ「いくらやっても一応そんなのでも神なので死にはしませんよ」 ミシェルさんがそんな素敵なアドバイスをくれる 「いいのか?あんたの上司だぞ?」 ミシ「いいんです。チョットぐらい苦しんだ方がこの世のためなんですよ」 「ほう、ならば手加減無用だな!!!」 神「ぎゃあああああああ!!!」
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