触れてはならぬ者

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ユ『10年!?そんな……間に合わないじゃないですか!?』 柊『全人類を乗せれるモノを作るまではそのくらいかかる。ただ半分以上は出来てる。正確には半分以上の数の地球号は出来てる。だから約半分の人類なら乗せれる』 ユ『…地球号はいくつかあるんですか?』 柊『全部で6つ作る予定だよ。今は3つ完成してるよ。』 ユ『………しかし全部の完成を待っていたら、それこそ黒やそれに賛同しているカリポストに人類が滅ぼされます!』 柊『それは無いと思うよ。今はこちら側とあちら側で戦力の取り合いをしている状況。お互いある程度戦力が固まってきたから、ここからはあちら側も動けないはず。ゴールドとシルバーに手を出せないのは、あちら側も同じだからね。』 ユ『………それじゃあ柊支部長はあと10年待つのですか?』 柊『……いや。僕は10年も待つ気は無いよ。4つ目の地球号が出来る前に僕は黒や赤と手を組もうと思う。』 ユ『手を組む!?』 柊『…彼らの中にスパイを潜らせてるから。きっと彼なら上手くやってくれる。』
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